非破壊検査とは、“物を壊さずに”その内部のきずや表面のきずあるいは劣化の状況を調べ出す検査技術のことです。
◆検査部門
非破壊検査には、製作時に製品の品質を保証するために行う製造検査と、プラント等の稼働後に安全・防災等の立場で行う保守検査とがあります。特に溶接を主体とした接合技術に頼る構造物においては、その内部まで十分接合されているかどうかの確認がたいへん重要で、接合部を壊すことなくその内部まで検査できる非破壊検査は、産業の発展と社会の安全安心を確保するために、重要な使命を担っています。このような業種の公平性という観点から、検査技術者は、十分な技量、知識及び経験を持つ者でなくてはなりませんし、またその検査を実施する非破壊検査会社自身の信頼性は重要で、責任ある業務を実施できる体制を備えていなければなりません。当社の検査事業部門は、これらの要求事項に応えるべく、(一社)日本非破壊検査協会(JSNDI)
による非破壊検査技術者の資格認証を取得し、検査技術を用いて、わずかなミスも見逃さぬ緻密かつ迅速な検査を行います。